うちの猫様の1匹が衰弱している。
原因はおそらく糖尿病。ケトアシドーシスが起こっているのだと思う。
一応点滴は打ってもらったが、まったく効果はない。
・追記
ケトアシドーシスじゃないかも。
糖尿病起因ですらないかもしれない。
症状
基本暗くて冷たい隅っこでじっとしている。
動くのが辛そうだ。
私のこと大好きっ子だけど、避けるような行動を取る。
食べないし飲まないが、たまに胃液を吐いている。
経験がある方はわかると思うが、胃液しかないのに吐くというのはかなり不快だ。
だからと言って食べたくないのに強制給餌されるのは苦痛だろうから、その選択をするつもりはない。
息は荒くはないけど、少し深くなって来た。
目は瞬膜が出ていて、鼻はカラカラ。脱水が進んでいるんだと思う。
対症療法を取ってあげた方がいいのか
今から何かしらの治療をすれば、多少効果は出るかもしれないとは思う。
点滴をすれば脱水は収まり、体力が戻るかもしれない。
体力が戻ったら糖尿病の治療を続ける。もしかしたら寛解するかもしれない。
だけどそれは全て「かもしれない」なのだ。
わかっているのは、治療自体がストレスになること。
注射は痛い。療養食はおいしくない。
食べるのが好きな子だから、QOLはものすごく下がるだろう。
苦痛と共に生かすという選択をするか
年齢的にも多分健康にはならないだろう。
痛みや苦しさを伴うことがわかっていても、生きていて欲しいと願うのは、その命の主人に対して傲慢な気がする。
「痛いかもしれないけど私のために1日でも長く生きて」そんなことは言えないよな。
最悪なのは、治療をしたのに助からないという事態だ。
可能性に賭けて余計な苦痛を与えるだけというのは避けてあげたいと思っている。
追記
定時ダッシュして点滴、吐き気止めを打ってもらう。
腎臓の不具合の線もあるなーとのこと。
脱水進みすぎてて血が抜けなかったからわからんけど。
心音はしっかりしているらしいので、ちょっとでも食欲戻って、おいしいものを楽しんでくれるといいなあ。
追記2
身体を動かすのがかなりしんどそう。
トイレに間に合わない。
水は飲んでいないので、体内の水分がどんどん出ているのだと思う。
色々調べると迷う。
入院させて点滴と保温をすれば、また元気になるかもしれない。
そういう事例はあるけど、それを望むかなあ。
食べられない、飲めない、は身体が死の準備をしてるということなんじゃないかと思う。
人間も老衰で亡くなるときは、枯れ木のようになるらしいし。
治すことを目指すなら、強制的に摂取させなきゃいけないけどね。
昨日ついスポイトで水を飲ませちゃったけど、歓迎はされなかった。
今は呼吸は穏やかで、少しずつ深くなっている感じ。
痛いかどうかはわからない。
身体を冷やしてやると気持ち良さそうにしてる。
名前を呼ぶと、たまに尻尾で返事をしてくれる。
もちろん生きていて欲しいけど、見てると「もう休んでいいよ」って言葉が出るなあ。
追記3
しんどいときは伏せの状態になると聞くけど、それすら維持できないみたい。
前足に頭乗せて寝てるけど、目は少し開いている。
寝ているというよりは、意識が朦朧としているのかも。
呼吸は浅くなってきたけど、痛そうではない。
水を飲もうのするのに飲めない。
けど、横から入れると嫌がる。
喉乾いてるのに飲めないのか?でも嫌がられるとどうしようもないなあ。
触られるのも嫌そうだから、離れたところから静観するしかない。
追記4 2/18 19:37
トイレ間に合った!半分くらいだけど。偉い!!
大分黄色いのが出てる。脱水してるから当然か。
頑張ってトイレまで行ったあとは、疲れるのかぐったりしてる。
けど、トイレを近づけるのはダメなんだよな。猫様のプライドなんやろな。
かなり呼吸浅いし、あと1回ため息みたいな呼吸が来たらダメかな。
もう頑張らんでいいからな、ほんとに。
追記5 2/23 12:40
2/21に旅立った。
仕事終わって帰ったらまだ頑張っていてくれてた。
意識が戻ることはなかったけど、立ち会えて良かった。
2/22火葬。ほんとに「ありがとう」しか出て来なかったな。今もそんなに悲しいとかはない。気を張ってるだけなのかもしれないけど。