一目惚れから1年。ATAO limovitro(リモヴィトロ)を買ったら想像以上にきれいだった。

ATAO limovitro(リモヴィトロ)という財布がある。
初見は確か1年ほど前だったと思うが、もうとにかくかわいいの一言。
完全に一目惚れである。

そんなリモヴィトロ、ようやく手に入れるに至った。

かわいい。思っていたよりもっとかわいい。
今も手元に置いてニヤニヤしながらこの記事を書いている。

ATAO limovitro(リモヴィトロ)概要

このリモヴィトロは「ステンドグラスをイメージしたイタリアンレザーのロングウォレット」である。
色は私の購入した「セピアボルドー」と、シャルトル大聖堂をイメージしたという「シャルトルブルー」、そして最近追加された「サントリーニイエロー」がある。

↑シャルトルブルー


サントリーニイエロー


最初に惹かれたのはセピアボルドー、だがシャルトルブルーの鮮やかさも気になる。
結局セピアボルドーを選んだのは、シャルトルブルーの白い模様が気になったからだった。
恐らく意図的に入れている模様なのだろうが、個人的には透明感を損なうのでない方が良いかなーと思っている。

収納はお札、コイン、カード8枚、フリーポケット。
外側にファスナー付きの小物入れがある。
細かいスペックは公式サイトを見てもらうとして、特筆すべきはその厚さ。
中身を入れても2cm以内に収まっている。
もちろん中身の量にもよるが、お札13枚、小銭11枚、カード20枚(フリーポケットにも入れている)入れてこの厚みなら大したものである。
今までの財布の2/3程度にはなっているのではないかと思う。

リモヴィトロ セピアボルドー

表。


裏。
前述したファスナーの小物入れがある。


続いて拡大写真。

この模様の1つ1つがとにかくきれいで素晴らしい。
同じ色のブロックでも染め方によって深さが違う。
隣のブロックと混ざっている部分は、混ぜたというよりも「重ねた」という印象で、油絵を想起させる。
光の当て方によっても見え方は全然違う。鮮やかにも、重厚にもなるから不思議である。
時を忘れて眺めていられるくらいにきれいだ。

迷っている人の背中を積極的に押したいくらい満足

まだ届いたばかりだが、ちょっと他に類を見ないレベルの満足感で驚いている。
財布は実用品だが、まるで美術品を買ったかのような感覚である。
一目惚れした時点で買えば良かったと少々後悔している。

ネックはやはりその値段。
「財布に3万かー」と、長い間二の足を踏み続けた。
一般的にどのくらいの金額を出すものなのかは知らないが、私にとっては3万円の財布はかなり高級モデルである。
だがそれにしても1年は迷いすぎだろう。

収納は少ないが、機能性は悪くない(と思う。元の財布の使いやすさにもよるが)。
「雑誌で紹介された」とか「某女優さんが愛用している」とか、そういうのはどうでもいいのだ。
もしこのきれいさに惹かれている人がいたら、是非早めに手に入れてもらいたいと思う。
かわいいは正義

*追記

相変わらず見るたびにニヤニヤしている。
かわいい。超かわいい。ほんとに満足感しかない。

使い勝手もそこそこいい。
カード収納は少ないけど不要なポイントカードの断捨離になる。
(自分に限ったことかもしれないが、ポイントカードを作ったところで、どうせそんなにたまらないのだ。クレジットとか電子マネーで払えばいいだけの話だし。サクッと諦めるべし。)
小銭入れは上が空いているが、確かに飛び出して来ない。
もちろんシェイカーばりに振れば出るかもしれないが、普通に使っている分には問題なし。
2016年買って良かったもの大賞をあげたい。