柚子茶にクエン酸を足すと劇的においしくなったので是非やって欲しい

皆さんご存知かと思うが、柚子茶というものがある。
お茶と冠しているが、実際は柚子のジャムをお湯に溶かして飲むという、韓国発祥の飲み物である。
私はこれが大好きで冬場の楽しみの1つとなっているのだが、少々甘すぎるのが難点。
かといって安易にお湯の量を増やすと、おいしさも減ってしまって満足できないのだ。
そんなわけで毎年「さらにおいしくするにはどうしたらいいのか」を追求していたのだが、ようやくその方法が見つかった。
お金もそんなにかからないので、柚子茶好きな方は是非試してほしい。


足りないのは酸味

もちろん物にもよるのだろうが、柚子茶はとにかく甘い。
柚子の風味はあるのだが、柑橘らしい酸味は皆無である。

私は割と酸味の強いものが好きだ。
甘酢あんや酢の物、マリネなんかはヘビロテメニューである。
そんなこともあって、酸味を中和するのは甘味だということは理解している。
その逆もまた然り、である。
甘すぎておいしい酸味が消されているに違いない。

というわけで、安直な私はレモン汁を入れてみた。
使うのはポッカレモン様である。
サンキストは何だかイマイチだった。

もちろんこれでもおいしい。
だがそこそこにコストがかかってしまう。
私が満足するくらいの酸味を出そうと思うと、かなりの量を投入しなければならないからである。
シーズン通して飲むものだから(あんまり体重が増えたらやめるかもしれないが)、なるべく安く抑えたいというのが人情というもの。

その辺りの改善を狙って選んだのがこれだ。

そう、クエン酸である。
クエン酸はすごい。とにかくすっぱいの一言。
少量入れるだけでも、充分満足できる酸味が出る。
値段が安いのも嬉しい。少量のものを買ったが、確か薬局で400円程度だったと思う。
さらに、疲労回復の一助になるという話まである(実感しているわけではないので真偽は微妙だが)。
現状、「クエン酸に死角なし」状態なのだ。
大きい方を買えば良かったとちょっと後悔している。

柚子茶には当たりはずれがある

こんな感じでおいしい飲み方は確立できたのだが、残念なことに柚子茶自体に当たりはずれがある。
はずれを引いてしまった場合、どうやってもおいしくならないこともある。
2回目に買った柚子茶、銘柄は覚えていないのだが、何をやってもダメだった。
最近ははずれを引いていないが、あまり安いものを選ぶのも怖いなーと感じている。

確実に推せるのはこの2つ。

これはカルディに売っているもの。
去年はずっとこれを飲んでいた。甘すぎないのがとてもいい。
他のものよりも種子の破片に出くわす率が高い(と言っても10杯に1回以下の頻度だが)のが少々気になるかもしれない。


そして今年初めて飲んだのがこちら。近所のスーパーで購入した。

容量と値段で選んだが、はずれではなかったらしい。良かった。
増粘剤として寒天を使っている。裏の表記を見ると「マーマレード」となっていたが気にしない。

銘柄に関してはまだ探り切れていない。もうちょっと色々試してみたいところである。
国産、おいしいかなあ。