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サナギの中身は?サナギを切ったらどうなるのか?先人達が調べてくれていた

昆虫

gachamania.hatenablog.com

先日のアゲハチョウの記事が思いの外みなさんに興味を持ってもらえたようで、何だかとても嬉しい。
とともに、コメントくれた方々の博識さには驚くばかりである。
(私が知らなさすぎるのか)
こうやって知識を貰えるのはとてもありがたい。
何せ知らないことばかりで、何をどう調べればいいのかという次元なのだから。

リアルキャタピー1〜3号は順調に成長中である。
全てが完全に蛹化しているのを確認した。
茶色いのもすくすく大きくなっている。
ミカンの生育が追いつかなくて、葉っぱの調達に苦慮しているところである。

とりあえずここまでは順調。またしばし観察。

サナギには同じように模様が入る

当たり前なのかもしれないが、どのサナギにも同じように模様が入るようである。
表面の模様ではなく、中の状態が透けているだけのようにも見えるが、それは羽化したあとのサナギを調べればわかるだろう。
それにしても、ポケモントランセルのサナギっぷりには驚かされる。こんなにそっくりだとは思わなかった。
その割にモルフォンの進化前があれなのはアレなのはなぜだろう。ウーム。

サナギのうちに傷つくとどうなるのか?

イモムシ(アオムシ?)からチョウになるのに、今ある足の大半は不要である。
もにゅもにゅした身体も、空を華麗に舞うには邪魔であろう。

前足と後ろ足の形状が明らかに違う。
これは役割の差か、蛹化後に変化する結果の差か。


前の記事で、サナギへ変化する際の印象としてこんなことを書いた。

徐々に肉質が変化していく。
足は一体どうなっているのだろう。
一度細胞から「足」という定義をなくして、サナギの中で再構築しているとでも言うのだろうか。
それはつまり、細胞に全能性がある?
再生医療の遥か上を行く機能を元々持っているんだろうか。
例えばサナギになる前に足の一部を欠損しても、羽化したら完全な状態になるのか。
考えれば考えるほど不思議だ。

サナギの中では一体何が起こっているのだろうか。 

やはり同じことを思う人はいるようである。
ウィリアムズ博士という人が、ガを使って実験をしていた。

リンク先、ガの画像があるので閲覧注意。割と気持ち悪い。

(参照元まとめサイトなのが我ながら微妙なところである。後日もうちょっと詳しく調べてみようと思う。)

この人がしたのは以下のような実験である。

同じ種類のガのサナギを4つ用意し、a~dとする。
aはそのまま羽化させる。
bは横方向(胸と腹を分ける方向)に切る。
cは横方向に切り、間をプラスチック管でつなぐ。
dはcのプラスチック菅の中に可動式のボールを入れ、組織が形成されないようにする。

結果。

aはそのまま問題なくガに。
bは上だけ変態し、下はそのまま。
cは傷が回復し、管がついたまま羽化。
dは変態が起こらなかった。

となったそうだ。

ちなみにcのガだが、管でつながっている身体で羽化後に飛びだそうとしたものの、すぐに胴体がちぎれて死んでしまったらしい(グロい)。

結果から考えるに、サナギの中身が全能性を持っているなら、切り離された部分がなくても全て補完されるはずである。
成体としてのサイズが小さくなるかもしれないが、生命維持に必要な部分を捨てるような分化の指令は出されないような気がする。
ということは、サナギの中身は全能性を持つのではなく、分化のレベルが下がった細胞の集まり(どの細胞がどうなるかはざっくり決まった状態)であるということか。

などと妄想したりもしつつ、無事にアゲハチョウになることを願うばかりである。
ハチとか出てきたらほんとショック…。