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電車で目が死んでるおじさんはきっと会社ではカッコいい

最近「ブロガーじゃなくてメディアクリエイターを名乗ろう」という話があって、色々な人が色々なことを語っている。
それは人それぞれあっていいと思うのだけど、私が気になったのは世のサラリーマンが「目が死んでいる」、「ああはなりたくない」という扱いを受けていることだ。
いやいやいや。
真面目に仕事してるおじさん、超カッコいいから。
その辺はぜひわかって欲しい!ということを伝えたいがための記事です(笑)
あ、でも先にブログについても思うことを少々。

ブログは隙がある方がいい

個人的には、大義名分を掲げたブログってのはどうも力みすぎててとっつきにくい。
力まず、楽しんで書くからこそ生まれる面白さがあると思うんだよなあ。
「これ面白いでしょ!これすごいでしょ!」そういうものばかりだとなんだか白けてしまうのは、テレビの特番ばっかり見ることを想像してもらえれば多少わかってもらえるかもしれない。
確かにそれなりに面白いけど。すごいけど。で?ってなっちゃう。
余白や行間のないものってのは、私の解釈が入り込む余地がない。
ブログがそういうメディアになっちゃうのはちょっとつまらないなーと感じている。
隙だらけなものに不意打ちされる楽しさね。
こういうのとか。

情報源としてのインターネット

インターネットには「何かについての情報を与える」という役割もあるから、役に立つ情報が多くなることについてはとてもありがたいと思っている。
実際、仕事中にエクセル関数で困った時なんかは、誰に聞くよりもGoogle先生が速くて的確。
ついでに私が知ったかぶりまでできるという特典付きだ(後々面倒になるからしないけど)。

だから別に方法論を語ることが悪いとは思わないし、むしろ知りたいことに関する情報ならどんどん手に入れたい派だ。
が、そういう意欲を悪用する輩が増えるのは困るよね。
まあ騙す者がいるのはインターネットに限ったことではないし、メディアリテラシー云々言われたらその通りだけど、リアルではやらないことをネットではやる、詐欺までいかなくてもそういうモラルの低下した人が散見されるのはちょっとねえ。
「ブログ飯」的な話、どうもそんな気配がしてて…(ブログ飯という本や著者の方がそうというわけじゃなく、概念的な意味での「ブログ飯」ってことです。我ながらわかりにくい。)
簡単に会社辞めろとか煽るもんじゃないし、「嫌だから辞める」の思考だと何やっても上手くいかない気がするなあ。
嫌なものを我慢しろって意味ではなく、嫌なものに対して逃避という選択が第一に来る、ってことね。
なんか見方変えたりとか楽しめる方法ありそうだけどなー?
あ、もちろん度を超えた心身への圧迫とかがある場合は逃げたらいいと思います。

アフィリエイトじゃなく個人の問題

そういうちょっと怪し気なものが生まれるのは、結局お金が絡むからなんだろうな。
でも、アフィリエイトという仕組みが悪いとは思わない。
というか、うまく働かせられれば色々貢献できるんじゃないかとさえ思ってる。
(この辺はそんな気がするだけなので、突っ込まれてもうまく説明できない。悪しからず。)

どんな仕組みでも、使い方次第では悪い影響が出るものだ。
法的なルールを除けば何を持って「悪い」とするかは個人の価値観によって違うわけで、レイバンスパム*1のようなことをすることすら「悪くない」と思ってたりする人がいるのかもしれない。
個人的には明らかに他人に迷惑をかけることは「悪」とジャッジするかなあ。
それ以外は気に入らないことはあっても「悪」ではない。
ただ私が好きじゃないというだけの話しで、その価値観を万人に適用させるなんて無理な話だ。

真剣に仕事をしてるおじさんはカッコいい

そういう個人間の感覚の差が色々な軋轢を生むのはまあ当たり前の話なんだろう。
だけど「そういうの面白くないからやめろ」とは言えないよね。
常識的に考えて*2迷惑でなければ、他者に干渉する権限なんてないもの。
思いを吐露したいとか収入が欲しいとか称賛されたいとか、「書く」を手段として達成しようとしているものは人によって違う。
目的が違う以上スタイルが違ってくるのも仕方がない。

最近のメディアクリエイターにまつわる色々な話、個人的には前に「ハイパー」がつく方のイメージが強いせいでちょっとモニョるけど、面白いことをしたい!というエネルギーは素直に歓迎する。

気になったのは「目の死んだ」云々のくだりだけど、そういうおじさんたち

仕事中めっちゃカッコいいからな!!

いやほんとにこれはガチ。
もちろん真面目にちゃんとやってる人に限りますが。
顔の造作とか体型とか服装とかじゃないんだよねー(もちろん見た目がいい方がいいけど)。
「あー、この人すごいしっかり仕事してんなー!」っていう、ただそれがカッコいいんです。
なんだろうねえ、集中力というか没頭というか。
ただ目の前の課題に真剣である、それがすごくいい。
色々な制約がある中で自分の頭で考えてベストな選択を下す、この一連の作業を見てる(あ、私ももちろん同時進行で働いてるけど)とすごいよなーと思う。
「そんなん当たり前」って思うかもしれないけど、世の人の頭を使ってない率のなんと高いことか。
学歴とかじゃなくて、ちゃんと考えることができるか。これができる人にはすごく惹かれる。
恋愛とかじゃないねー。尊敬の類だよねこれは。人として超かっこいい!
真剣に議論してるところなんかたまらんぜ。ニヤニヤしてしまう。

これは学生時代には知らなかったカッコ良さなので、メディアクリエイターの方々も10年後くらいにまた見える景色変わってるかなーと思います。はい。

同じ理由でサラリーマンを一括りに「かわいそうな社畜」とする風潮が嫌い。
熱量持ってやってる人、割にいるもんだけどねえ?
帰りに目が死んでしまうくらい働くなんておかしい!って言われるかもだけど、真剣にやれば仕事であれ遊びであれそうなるって。
私、ゲームに集中しすぎたらちょっとげっそりするし(笑)


まあなんか色々書きましたが、言いたかったのは電車で疲れてるおじさんは会社ではすごくカッコいい!ということと、何か肩書きを名乗るということは自分をそういうものだと定義すること(固定化、不自由さを受け入れること)だから、それを目指して頑張ってほしいなーということです。
長文失礼!

*1:ツイッターアカウント乗っ取ってレイバンのサングラスを宣伝するやつ。むしろネガティヴキャンペーンやろ。あれは。さすがに冬は見ないけど、私は今が1年で1番サングラス欲しかったりする。

*2:常識の尺度は法解釈とか倫理観とか。