【やりたいことは素直にやればいいじゃない】私、サーファーになります!

前回の更新が遥か昔だったことに気付いて戦慄しています。さぼりすぎ。
がちゃまにあですどーもこんばんは。

「やりたいことは素直にやればいいじゃない」というのが最近の気分。
現状を気にしたり、グダグダとできない理由を探さんと、ちゃっちゃと実現に向けて動けばいいのだ。

こっちも書いた。
http://gachamaniaworks.hatenablog.com/entry/2014/05/20/121013

運命の出会い

サーフィンをやりたいと思ったのは去年の夏。
季節が悪いとか、道具が高いとか、色々言い訳してそのまま放置、そして今に至る。
なんとも情けない話だ。

色々ゴタゴタしている身なのだが、精神的には何故かものすごく充実している。
とにかく軽い。毎日楽しくて仕方ない。
始めるなら今だと思い、板を探しに行った。

私がサーフィンを経験したのは1度だけ。
スタンドアップパドル(SUP)という、初心者でも簡単なタイプのものである。
海の上をパドルを使ってスイスイと進むので、サーフィンよりはカヌーやシーカヤックのイメージに近いかもしれない。
ボードは長くて広いので乗りやすい。
天候が良かったこともあって、初めてでも難なくボードの上に立ち、楽しむことができた。

サーフボードにも種類が色々あって、最初私が欲しかったのはスキムボード
こうやって遊ぶらしい。

スキムボード(スキムボーディング)とは、ビーチ(砂浜)から波打ち際で行うマリンスポーツ・ウォータースポーツの一種です。

長さ約130cm前後、厚さ約2cm程度のボードを持ち波に向かって走り込み、板を引き波のときにできる薄い水の層に滑らせ、タイミング良く板に飛び乗り、せり上がる波に乗り波の頂点へ登り詰め、しぶきを上げながらターン、浜まで戻ってきます。

引用元
スキムボードとは【日本スキムボード協会】


別にスケボーができるわけではないのだが、波打ち際なら手軽だし、やろうと思えば波にも乗れるみたいだし楽しそう!ということで欲しかったのだが、中古の板でもそこそこの値段がする。
在庫が少なく、4択の中から選ばなければいけないのも何だか気が進まない。

値段や管理のことを言えば、ボディボードが1番手軽である。
サイズは90センチくらいで持ち運びは簡単、10000円もあれば必要なものは揃う。
ボードの上に立つ必要がないので、サーフィン入門としてお勧めでもあるらしい。

スキムボードボディボードの間を行ったり来たりして悩んでいた私だが、何気なく見たボードに目が釘付けになった。


ショートボード、3000円也。


ファッ!?Σ(゚д゚*)


ザ・サーフィンのイメージなのは、やはりロングボードとショートボードであろう。

ロングボードは広く長いため安定する。初心者でも乗りやすい板である。
だが、サイズも値段もあっさりオーバー。
まず私の車には到底乗らないし、車から海まで運ぶのも重くて大変だ。海風なんかに煽られたら、そのまま持って行かれそうである。
何より、かなりの初期投資が必要なので、選択肢にも入らなかった。

その点、ショートボードの方は非常に私向き。
ちびっこい車、ちびっこい体でも難なく持ち運びできるし、値段もそこそこ。
唯一にして最強の難点がその難易度。
板が短くて狭い分はバランスが取りにくく、初心者には難しいと説明しているサイトが多いのだ。


とはいえショートボード3000円は破格も破格。
傷はあるが深くはないし、フィンもしっかり付いている。
いや、でも…乗れるのか、自分?
最近目に見えて運動能力落ちてるのに?
気合でカバーできるのか?


そんなことを考えながら某ショッピングモールを散々ウロウロした。
が、結局戻ってそのショートボードを買ったのだった。
車に運ぶまでの好奇の目が気恥ずかしかったが、それ以上にわくわくして仕方なかった。


何かを始める時に見た目から入る人も多いかと思うのだが、私は真逆である。
とにかく今すぐやりたいから、最低限の装備で始める。
今回は板とリーシュコード*1だけ購入し、他のものは家にあるもので間に合わせることにした。
傷があるとのことでこの値段だったようだが、道具なんか使ってなんぼだと思っている私は全く気にならない。
高いものを恐る恐る使うより、気にせずガツガツ練習した方が上達する気がするのだ。もちろんきっちり手入れはするが。
ついでに言うと、高くていいボードとの差に気付かない自信(?)もあった。
技術がなければ何にを使っても大差ないのは、バドミントンを始めたときに実証済みだ。
最悪ダメでも、板を部屋に飾って陸サーファーにでもなればいい(違う)。

そんなわけで、我が家にショートボードが来ることと相成ったのだった。
これ。

f:id:gachamania:20140519215509j:plain

サーフィン超楽しい!

買ったその日に、早速乗りにでかけた。
幸いにも天気は良好。とにかく乗りたくてしかたなかったのだ。
最寄りの浜まで約30分。車を飛ばした。

が。

ないのだ、水が。

どうやら干潮のピークを過ぎたばかりだったようだ。

あたりは潮干狩りやバーベキューを楽しんでいる家族連れだらけ。
水があってもこれでは練習などできない。

詰めが甘いのが私クオリティ。
仕方ないのでその場で待つことにした。

遮光してドアを開け、お気に入りの音楽をかけて過ごす。
聞いてたのは山崎まさよしの「HOBO's music」。
シングルマン」「Let's form a R&R band」「HOBO Walking」「ブランコ」が好き。
「Let's form a R&R band」なんか、今の気分にぴったり(バンドは組めないけど)。

HOBO’s MUSIC(初回限定盤)(DVD付)

HOBO’s MUSIC(初回限定盤)(DVD付)

あまりに気持ちが良かったので乗れなくてもいいかと思ったくらい。
結局1時間程待った後、コンディションが整ったのだった。


やはり立つのは難しかった。
寝た状態でボードを掴み、右足を後ろ、左足を中心あたりに一気に移動し、まずはしゃがんだ状態にする。
その後に波を見つつ立ち上がるようだ。
この日の海はベタ凪ぎだったのだが、それでもなかなか成功しない。成功率は1割以下か。
でもちょっとわかった気がした。次はちゃんと立つ(`・ω・´)

立てもしないのだから、波に乗るなんてまだまだ遥か先の話である。
体力もガンガン削られる。
だがそれでも、サーフィンはただひたすらに楽しい。
とにかく早く海に行きたい、そう思ってしまうくらいに。

しばらくは週末サーファー、時期が良くなったらもうちょっと通おうと思う。

*1:板が流されないようにするためのコード。スノボでも使いますね。