習慣化の敵はひねくれた自分らしい

今日1日ニヤニヤしていたがちゃまにあです。どーもこんにちは。

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年が明けたので生活習慣と気力について考えてみる - がちゃまにあ日報

この記事を書いて3日たちました。
「やりたいことをする」ということに意識を置いておくのは、私には難しい芸当らしい。
自由すぎて何をしたらいいかわからない、そんな感じ。
今のところは維持できているので後は習慣化するのみなんですが、これがネックなのよねえ。

「習慣をキープするための6つのコツ」を今のうちに知っておく。 - 僭越ながら【1テーマの本を30冊読んで勉強するブログ】
すくろあさんのこの記事も参考にしつつ、行動する気力を維持できる生活を今後も続けていくための具体的な方法を考えてみようと思います。

ねじれてます

私はひねくれている。
いやいきなり何を、という感じだが、事実なんだから仕方がない。
「やるな」と言われるとやりたいし、「やれ」と言われると途端にやる気がなくなる(我ながら感じ悪いと思う)。
しかも結構頑固。性質が悪い(笑)

子どもの頃は「やれ」「やるな」を大人が指示していた。
私はその頃からひねくれていたようで、時と場合によっては猛烈に反抗したりもしたし*1、面倒な時は無視を決め込んでやりすごしたものだ(笑)
だが、今はその指示を自分で出さなければならない。
「やるべき」だから「やれ」、「やめておいた方がいい」から「やるな」。
すべての事項に対して、私自身が判断しなければならない。
そうするとひねくれた私は困ってしまう。
反抗したいけど、その判断を否定することは自己矛盾になるからである。
心の中で葛藤しつつも、私自身が判断した「やる」「やらない」に従うしかない。

残念ながら私の中にあるこういったねじれ構造がすぐに解消される気配はない。
ならば抵抗するのではなくこれを懐柔し、現実に適応させる。
間に合わせの手段に過ぎないが、その方がよっぽど建設的ではなかろうか。

家事をパズドラ化してみる

私は大体2人分の家事全般をやっている。
うちの人も手伝わないわけではないが、中心は私だ。
もちろん時間的な条件もあるが、そもそもうちの人は散らかっていてもあまり気にならない性質である。
私から見て「末期」くらいな感じになる前ではやり始めないのだ。

そういう価値観の差を埋めていく作業には時間が必要だが、現実の生活は待ってはくれない。
必然的に先に気付いた私がやることになる。
「当番制にして公平に負担するべき」とか、いろいろ意見はあると思うのだけど、うちではこれが一番平和に解決する方法な気がしている。

だがこの状況が続いて「やりたいこと」が見えなくなっているわけだから、対策は取らないといけない。
そこで考えたのが「家事のパズドラ化」である(笑)

まずは家事や用事などを「毎日しなければいけないこと」「曜日によってしなければいけないこと」「期日はないがしなければいけないこと」などに分類する。
この分類はざっくりで構わない。
というか、そもそもこの仕組みを利用するのもざっくりでいいのである。
「このルールを守ろう」としようとするから、ひねくれた私が「守りたくない」となるのだから。
「守っても守らなくてもどちらでもいい」というスタンスが、私にとっては正解のなのだろう。

「毎日しなければいけないこと」はそのまま。仕方がないので毎日やる。
気合が必要だが、そんなに多いわけではないので私のキャパは超えない。
具体的には、ご飯の準備、猫の世話、洗物、うちの人の送迎、など。
当たり前にやりすぎて、浮かんですらこないレベルの家事である。

「曜日によってしなければいけないこと」これはパスドラで言う「曜日ダンジョン」。
例えばゴミ捨て、洗濯、掃除*2などである。
この日を逃すと1週間待たなければならないので、優先的にせざるをえない。

そして「期日はないがしなければならないこと」は「ノーマルダンジョン」。
スタミナが余ったら回そうかな、というレベルの家事である。
例を挙げると、蛍光灯を換える、衣替えをする、車を洗う、などだろうか。
必須ではないが、すれば生活が快適になる、そういう類のものだ。

生活してくると他にもいろいろ出てくるだろうが、緊急性の高いものは「ゲリラダンジョン」扱いでもすればいいし、期日があるものは「スペシャルダンジョン」でいいだろう。

分類自体はさして重要ではない。
大切なのは「スタミナ」という概念である。

パズドラでは、スタミナがなければダンジョンには入れない。
10分で1、1時間で6回復する。上限はランクによって変わる。
クリアするダンジョンによって得られるものが違うため、Aのダンジョンには1回、Bのダンジョンには2回、というように計画性を持って使わないといけない。

気力が尽きるまで「やるべきこと」をやってしまうのは、気力が目に見えない、数値化できないものだからである。
やっている本人が限界に気付いていないのだ。
だが家事をパズドラ化すれば、スタミナの概念を適用することができる。

するとどうなるか。

自己矛盾に陥るが故に「やれ」と言われたことを「やりたくない」と言えない自分に、「スタミナがないから」という拒否の正当な理由を与えてあげられるのである。
逆に「やるな」と言われたが「やりたい」と思っていることを、「スタミナが足りないからやれない」という理由で納得させることも可能だ。
家事をしているとついあれもこれもやろうと思ってしまい、結局気力を使い果たしてしまう。
家事をしすぎない抑止力としてもこの仕組みは使えるのである。

今はスタミナ(=気力)の上限がだいぶ落ちていると思うので、ノーマルダンジョン×1と曜日、もしくは期間限定ダンジョンのどちらかを1つずつこなすことにしている。
ついそれ以上にやってしまいそうになるが、「スタミナがない」と思うことで止まっている。


要は「オーバーワークになりがちな自分を制御するための正当な理由」を作るのである。
習慣化させるには時間がかかる。
働きすぎて疲れてもいけないし、働かなさすぎて生活が立ち行かなくてもいけない。
ゲーム育ちな私が馴染みやすいやり方で、このバランスを守る。
そう考えたらときに浮かんだのが家事のパズドラ化だった。


もちろんこんなふざけたやり方はオススメしない(笑)
だが、タスクを苦痛なくこなすには、下限と上限を決めてゆっくりやる方がいい気はする。

最後になったが、すくろあさんの記事から習慣化のコツを引用させていただこうと思う。

1 「過渡期」は疲れやすいことを知っておく
2 「あれもこれも」とがんばりすぎない
3 「決めたこと」や「数字」にこだわりすぎない
4 体調や気候に合わせて無理せず休む
5 時間ではなく太陽のリズムに合わせる
6 笑顔になれるファミリー朝習慣を持つ


1~4を意識しておこう。
記事内では触れなかったけど、特に4ね。
最近よく風邪を引くので痛感している。
健康は大前提。

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秋山深一2(ライアーゲームより) - がちゃまにあ制作部屋

秋山くん描きました(笑)

*1:それでも悪い子にはなれないチキンさには我ながら呆れる。本質的には従順な羊から全く抜けられていなかった。

*2:掃除はほぼ毎日、洗濯は週に3回はしていたが頻度を減らした。水周りの掃除とかだけは毎日しているので、日常生活に特に支障はない。この回数を半減させるだけでもだいぶ楽になると思う。