こ、こ、こじらせてなんかいないもんっ!(半泣き)

どーもこんにちは、がちゃまにあです。

巷では「こじらせ女子」なんて言葉が流行ってるらしいですね。
恥ずかしながらこの言葉の定義を全く知らなかったので、ちょっとグーグル先生に聞いてみました。

【どうせ私なんか…】共感する女子が続出「こじらせ女子」の生態 - NAVER まとめ
(まとめで調べるあたりが手抜きですね)

あれ、なんだかよく当てはまるよ?
ってことは、私ってば「こじらせ女子」?

私のこじらせポイントはこの辺です

まとめから自分に当てはまったものを抜粋。

●世間がいう『女のコって可愛いよね』の中に自分を当てはめられない女子
 かわいいってなに?
 ふわふわもこもこしてキラキラしてればいいの?
 意味わかんね

●甘えたりかわいらしさを演出することが苦手でできない
 「演出」ってことは、意識してそれをするの?
 な、なんて演技派!!
 みんなそんなことやってるんすか?

●自己評価は低いが、認められたいという思いは強い
 認められたい、評価されたい。
 強いかどうかはわからんけど、そういう気持ちはある。
 この辺はちょっと誘導尋問な感じもするな。

●自分語りがけっこう好き
 私が書いた他の記事見れば一目瞭然

●ネット上では雄弁
 「リアルでは無口」ということではないです。むしろそこそこしゃべる。
 ただ、リアルで自分の内面を明かすことはまずないので、そういう意味では雄弁になってると思う。
 
●恋愛でつまづいて自分はダメなんだって強烈に思ってしまう体験があったという人も
 あるある。彼氏とられた(笑)
 さすがにもう立ち直ったけど。
 あの頃は強烈に「自分には価値がない」って思ってたなあ。


「女性性」の認識に関してはやはり問題あり。
例えば流行に乗るとか、恥ずかしくてできないですもの。
「女子」っぽさについての話 - がちゃまにあ日報で書いたようなことがあったおかげで、随分マシになったんですけどね。

そしてこれも私に昔からある感情なんだけど、
「みんなに認めてもらいたい、けど目立ちたくはない」
こういう矛盾した感覚が共存しているあたり、「こじらせ感」満載(笑)

この点を考えると、私にとってネットはものすごく都合がいい。
ネット上の人格を使って承認欲求を満たしつつ、リアルでは普通に生活する、そういうことができるからだ。
(ネット上の人格がリアルと乖離しているわけではないんだけどね)
昔はゲームがその役割を果たしていたんだろうな。だからゲーム大好きだったのか。

「超能力者」になりたい

「こじらせ女子」のことを書こうと思ったのは、池田仮名さんのこの記事を読んだから。

過去の自分の特殊性で食べながら、今の自分をコモディティ化したいという自意識こじらせについて - 太陽がまぶしかったから

コモディティ化」っていうのはこういうことだそうです。

市場に流通している商品がメーカーごとの個性を失い、消費者にとってはどこのメーカーの品を購入しても大差ない状態のことである。

コモディティ化 - Wikipedia

端的に言えば「歯車化」なんて感じでしょうか。
その機能さえ果たせば誰でもいい。個性なんていらない。
ということですな。

私自身は「コモディティ化したくない」と思ってます。
歯車なんかになりたくない、私はオンリーワンの特別な人間になりたいの!っていう、中二な思想です(笑)
だから「超能力」とか憧れだよね!(我ながら中二だ)

でも大人になって、「超能力者になれない」のはわかってしまった。
ついでに、「コモディティ化したくない」と思っていた割に、やっていることは「コモディティ化推進事業」だったということにも気が付いた。
おいおいおい。何してんだ私。

例えば職場。
気付いたら「私の仕事」になっているものが結構あるんだけど、そういうのはすべてツールやマニュアルを作って誰でもできるようにしてある(私がいなくなるまでは使われないんだろうけど)。
新しく「私の仕事」になりそうなものにはなるべく関わらない。もしくは一蹴(笑)
何かで褒められても「いやいや、そうでもないですよー」とか言ってる。

実は職場では既に「オンリーワン」になっているんだけど、自分でそれを否定する動きをしちゃっているこの矛盾。なにこれ。

努力と成果と評価

さて、ここからこじらせ女子が大好きな「自分語り」します(笑)

どうして私がこんな矛盾したことをしてしまうのか。
原因は恐らく「こじらせた自意識」です。
女子特有のこじらせではなく、男女誰にも起こりえるやつ。

では、なぜこじらせたか。
その最たる要因は「努力と成果に対しての評価が正当にされなかったからだ」と考えております。
悪意を込めて言いかえれば「母親のせい」(笑)
こうやって堂々と他責にできるようになるなんて、我ながら進歩したわー

本人は自覚していないようだけど、よくある「下の子贔屓」な母親でした。
私がお願いしたら「NO」、弟や妹がお願いしたら「YES」。
家の手伝い、下の子の面倒を私に見させる(専業のくせに何してたんだ)。
私の方が成績良くても弟を褒める。
抵抗されて分が悪くなると、大人の権力で無理やり黙らせる(そもそも、私が抵抗する時=ものすごく理不尽な要求をされた時なんだけどな)。
「私はこんなことをしてあげるいい母親だ」とたまに猛アピールする(凝った料理を作ってみたり)

認識してなかったけど、これってもしかして「毒親」ってやつですか?

毒親チェックリスト 毒になる親の特徴

このチェックリスト、半分以上当てはまってしまいましたわ。ははははは。


あくまで個人的な経験ですが、こういう風に「努力も成果も無視」されると、「どうせ何やっても評価されないんだ」というこじらせた自己意識を持ったまま成長していきます(自覚あり)。
そんな自分は「評価されない理由」を作るため、進んで「コモディティ化」するように仕向けているんじゃないだろうか。
「オンリーワンなのに評価されない(実際はされていてもそう感じない)」のが辛いから、「他と差がないから評価してもらえない」とすり替えたい。

なんて鬱な理由なんだ(笑)

私は自分が作ったもの(文章とか絵とか)を見られるのがすごく嫌です。
(でもネットで公開するのは気にならないから不思議)
例えば、このブログを書いている時にうちの人が覗きに来ようものなら、すぐわかるレベルで不機嫌になります(笑)
「どうせバカにするんでしょ」って本気で思います(病気だな)。

時間もたったし、自分がこういう問題を抱えてるのを客観視してたつもりだけど、そうでもないみたい。
書いててなんだか悲しくなってきてしまいましたわ。
思った以上に根っこが深いじゃないか。ちっ。

結局「こじらせ」はどうしたらいいんでしょうね?

「こじらせ女子」なんて言葉が流行語になる程、自意識に問題を抱えた人が多いこの時代。
「こじらせ女子」の特徴を面白おかしく書いてあるサイトは山ほどあるけど、その対処法に関してはどこにも書かれていない。
ましてや、親由来の「こじらせ」な私は一体どうすれば・・・

色々考えてみたんですが、短時間で劇的に治る方法なんてのはなさそうです。

まずは「こじらせ」を自覚すること。
その後はそんな自分を客観視し、周りの人間との関係性を持って制するしかない。

毒親由来の「こじらせ」は連鎖するとか聞いて、ちょっぴり怖くなりました。
子どもは好きだけど、同じことしてしまったらどうしよう。
そもそも、承認欲求を満たされていない私が、子どもの承認欲求を満たすことなんてできるのか?
色々考え始めるともやもやします(笑)
こんな思考に常に囚われているわけではないのがせめてもの救いかな。

うまくまとめる一言が浮かばないのでこの辺で終わります。
めげない!