どーもこんばんは。
手帳の魅力に抗えないがちゃまにあです。
小学生の頃からの手帳マニアが、手帳にまつわる想い出を熱く語る - 僭越ながら
の記事を読み、ものすごく共感。
去年3回も手帳を買った私は、完全なる手帳ジプシー。
私が始めて手帳を持ったのは小学校5年生の頃。
私は進研ゼミをやっていた。
あの紹介冊子のマンガに釣られて始めてみたが、
正直問題が簡単すぎて、家庭学習というより読み物を購読している感じだった。
私がめちゃめちゃ賢かった、というわけではない。
問題数は3問くらい、
しかも見開き1ページに全部答えが載っている。わからないわけがないのだ。
そんな感じだったので、添削もほとんどしていなかった。
子どもながらに「あの漫画みたくならないなー」と現実とのギャップを感じていた。
そんな私にも転機が訪れる。
4穴リング式の手帳がもらえる、そんな企画が始まったのだ。
「何これ超欲しい!!」
早く大人になりたかった私は食いついた。
添削のポイント集めでもらえたのか、友達の紹介でもらえたのか、
今となっては記憶が曖昧だ。
だがとにかく私はがんばった。
結果、その手帳を無事ゲットすることができたのである。
サイズは10cm×6cmくらい。
そんな小さいサイズの手帳に4穴のリングなんか付いているもんだから、
ものすごく使いにくかった。
結局、がんばった割にすぐに使わなくなってしまったのである。
ちょっぴりほろ苦い、最初の手帳との別れとなった。
次に思い出すのは、高校の頃の手帳。
当時私が使っていた手帳は、透明のビニール製のもの。
同じく4穴のリングで、文庫本サイズだった。
この手帳の表紙は「ペプシマン」。
元々付いていた表紙を差し替えたもので、なかなかのお気に入りだった。
この頃の手帳は、完全に「日記」として使っていた。
やれあの先輩と話しただの、一緒に帰っただの、
今見るとこっぱずかしい若気の至りな内容だらけで赤面する。
シールはたくさん、プリクラなんか貼ってあったし、
写真を切り抜いてペンで落書きして、アルバムまで作っていた。
なんだ、私ってば意外と女の子してたんじゃないかと思う。
この頃から、私の手帳用の筆記用具はHI-TEC。
0.3か0.5あたりを重宝していた。
大学生。
手帳に日記を書くことがなくなった。
理由は簡単。親元を離れてこそこそする必要がなくなったからだ。
私は子どもの頃から親とは一線を引いている。(向こうは気付いていないっぽい)
何もしゃべらずすぐ部屋に引きこもっていたので、
親としても扱いにくかっただろうなーとは思う。
まあ、そういうモヤっとする話はここではスルーしよう。
とにかくそんな状況がなくなり、私は別人のようになった。
思っていることをある程度は他人に伝えることができるようになったし、
「善人であること」に固執しなくなった。
(わかりにくい表現で申し訳ない。表現力の限界です><)
その結果として、日記というものが必要なくなったんだと思っている。
手帳に書いていたのは飲み会・テスト・バイトの予定くらい。
ぺらぺらのマンスリーで充分事足りた。
そして社会人になり、10年ほどたった今。
いろいろな手帳を試しているが、どれもしっくり来ていない。
マンスリーだけでは物足りない。
だが、高校生の時の様に、日記を毎日書くだけの時間と気力は持ち合わせていない。
色々な手帳術の本を読み漁った。
バーチカル式がいいとか、手帳は1冊のノートでいいとか、本当にいろいろ説がある。
そういう本を読むたびに試してみるのだが、1ヶ月と持たないのだ。
小学生の頃からの手帳マニアが、手帳にまつわる想い出を熱く語る - 僭越ながら
の記事に載っていた手帳も試したことがある。
「夢をかなえる人の手帳」は一昨年買った。
最初は楽しくやっていたが、結局挫折。
高橋のも買ったけど、これなら100均のでいいやん、ってなって萎える。
能率も同じ。
今興味があるのは「ほぼ日」などの1日1ページ系。
でも結局買っていない。
だって、使い方紹介を見たら、
あんな風にがっつり使いこなせないよなーという予感がびんびんにするもの。
そんな私が懲りずに今年も手帳を買いました。
「Journal2014」、ダイ○ー製です。
マンスリー+レフト式のウィークリーというベーシックなもの。
手帳が悪いんじゃない、使い方のスタイルが決まっていないのが悪いんだ。
そう思って、今使い方を模索中。
この手帳、年が変わるまではウィークリーの欄がないので、
無性に何か書きたくなったときは、付箋に書いて自作のメモ帳に貼ることにした。
このやり方が案外良い。
すぐにメモできるし、気に入らなかったらふせん捨てちゃえばいいし。
せっかくだし、絵とかも描いてみようかと考えている。
手帳って、なんでこんなに魅力的なんでしょう。
あれもしたい、これもしたいって、未来に対しての希望を込められるからか。
もしかすると、手帳に引っ張っていってもらってるのかもしれないなーと思う。
一番手帳を活用していた高校の頃が、一番パワフルだったもの。
この手帳とは長い付き合いをしたいなあ。